みんなの音楽が、心を動かす。

11月29日(土)夕方

研究室を出て気づいたこと。

 

。。。札幌の冬は。。。

夕焼けが意外と早い気がします。

 

そして

 

。。。冬の札幌は。。。

日本で一番の「闇の街」ではないでしょうか?

 

 

研究室を出て向かった先は、札幌ファクトリーの隣にあるキューブのような黒いビル。
「Cube Garden」と言います。今夜は「北大フォークソング研究会」(通称「F研」)という北海道大学の音楽系マンモスサークルが主催の定期演奏会があるのです。

 

 

初めてサークル名を聞いた時、アメリカンフォークソングに興味のある人が集まるのではないかと思っていました。

ところがF研はフォークソングに全く関係がありません。

ここでは音楽全般が好きな人が集まり、一緒にバンドをやるというサークルです。

F研のバンドは、北大内でライブをやるだけではなく、札幌市内のライブハウスで演奏することもあります。

 

 

第44回目の今回のテーマは、「Anyone,and Everyone」。

音楽は個人のモノだけではなく、皆のモノであるというこのテーマにとても共感します。

ビル前に貼られているライブ告知ポスターからも今夜のライブの情熱が溢れ出ていて、自然と目に飛び込んでくる。

厳しいオーディションを通ったバンドだけが、今夜演奏できます。ライブ順番は、The Hys、箱入キツネ、Rot_Ampel、Riff-Rain、惑星ごっこ。

 

 

開場時間の午後5時半、観客がそろって会場に入っていました。受付スタッフにチケットを渡し、入場したところ、その受付右側には販売コーナーが配置されていた。そこはF研バンドのオリジナルCDとグッズが販売されていました。販売収益は各バンドの活動やF研の活動に使われます。(ライブの終了後、CDを2ー3枚買ってしまいました。:-) )

 

 

午後6時直前、ライブ開始。最初F研の代表者が観客に挨拶する。そして、「The Hys」という最初のバンドがステージに上がり、楽器を設置、サウンドチェックをする。その後バンドメンバーはバックステージに戻りました。メンバーが再びステージに上がりライブが始まるまでの間、観客はステージ前に集まる。観客数は約200人。

 

 

ライブが始まった瞬間、その場の雰囲気は一変した。

演奏と共に、歓声や拍手が止まらず聞こえました。演奏が終盤に近づくにつれみんなのテンションは上がり、歌い、ジャンプしていた。まるで別の世界にいるような感覚におちいる。

 

 

「The Hys」のライブからはじまり、次々とバンドが登場。各バンドはユニークなスタイルとコンセプトを持ち、見事なパフォーマンスを見せてくれました。ライブの成功には「情熱」が欠けてはなりません。バンドメンバー達は音楽に対する情熱を持ち、練習を積み重ねてきていた。

 

 

今回のライブはあるバンドにとってF研での最終ライブでした。しかし、人生最後のライブではないかもしれない。北大を卒業しても、音楽に対する情熱は変わらないのではないか? 彼らはライブの最後まで盛り上がり、観客の心の底にある何かを引き出しました。私も彼らの情熱に心を動かされた。

 

 

人生は一回だけです。情熱に従い、自分の道を追いかけることは、とても意味があることだと思いませんか?

Link to Source page: みんなの音楽が、心を動かす。
Source:ようこそさっぽろブログ – 札幌を楽しもう!